遂に開設!【Give&利他の部屋】

随喜は人間関係やビジネスを成長させる最大級の感謝の表現

有り難うございます!
仏教マーケティング・アドバイザーのコージリです。

今回は仏教マーケティングで
「人間関係・ビジネス」を好転させる方法を解説します。

テーマは「随喜」

随喜って、聞いたことがあるような、無いような…
という人も多いかと思います。

でも随喜の道理がわかれば、
なぜ、随喜することでビジネスを好転させることができるのかが、わかるはずです。

それでは、
仏教マーケティングで導かれる随喜の秘密を探っていきましょう。

スポンサーリンク




随喜するとは…

随喜は、他人がする善い言動をみて、これに従い、喜ぶことを表現した仏教用語です。
「心から感動し、随喜の涙を流した…」
などと表現するのを聞いたことはないでしょうか?

通常の感謝とか感激という言葉より、もっと上の境地だと考えます。ですから、随喜するとは「心から共感して感動している様」をイメージすると良いのではないでしょうか。

そしてこの境地は、ただ喜ぶのではなく、「素直正直な心で共感すること」がポイントです。

なぜなら、随喜するとは、ひたすら素直に共感し、自分もそうありたい、そうしようと思うことにほかならないからです。

そしてキーワードは、あくまでも「素直」に、「正直」に、です。思わず手を合わせて、随喜したその相手の人を拝みたくなるような境地ですね。
ですから本来「随喜の思い」とは、素直な心でないと実感することが出来ない心境ともいえます。

 

随喜するとどうなるのか?

仏教では、三証(文証・理証・現証)といって「三つの証(あかし)」とするものがあります。

☆文証
教義が、そのよりどころとする経典と符合するか否か
☆理証
教義や主張が道理にかなっているか否か
☆現証
教義に基づいて信仰を実践した結果、どのように現象となって現れたか。

というものです。
私的には、三番目の「現証」こそが、人に随喜の心を湧き起こさせる起爆剤になると考えています。

私たちは良いことが書いてあっても、また良いことを聞いても「なるほど」と、そこで思考や行動が止まってしまいがちです。

さらには「本当かな~。そんなことできるわけない…」などと、疑ってしまうこともしばしばあります。

しかし、素直に正直に、その教えられた通りに実践して、現状が好転するという「現証」があれば、モチベーションが上がるものです。そして、さらに頑張ろうという思いが湧いてきますよね!

このように随喜を感得するということは、

プラス思考で向上心が高まり、やっていく自信がつく

とういうメリットがあるのです。

スポンサーリンク




随喜を人間関係やビジネスに展開しよう

何度も繰り返すようですが、人間関係でもビジネスでも、随喜するためには素直正直な心が肝心です。

※人間関係
相手が誰であっても、主観をいれず、相手の考え方や行いについて共感できれば、結果として波長が重なり、ともに向上するという機運が高まります。それが好感を持っている人であればなおさらですが、普段好ましく思ってなかった人の言動に随喜することも当然あると思います。そしてそれが縁、きっかけとなって、行動をともにするようなることだってあります。『順縁の人に随喜すれば一層やる気が湧いてくる。いわんや逆縁の人をや』ですね。とかく人間関係の亀裂は第一印象とか、主観が原因になっていることが多いと私は思います。なので、色眼鏡で人を見ないことが大切です。『逆縁即是順』でも紹介したように、馬が合わないと感じていた相手でも心のストッパーが外れて、急接近することだってあるのですから!そういう意味では、まさに『人間万事塞翁が馬』、人生は何が起こるかわからないのです。

※ビジネス
ビジネスをする上でも、大切なマインドとしてよく言われるのが「素直さ」「正直さ」です。これはよく起業塾や起業セミナーでも言われることです。特に上手くいっていないまでも、長年そのことに従事してきた人は、自分はこう思う、それより他のやり方があるんじゃないか等、自己流の殻をなかなか破れないものです。仕事やノウハウを教わっても、それを素直に実行できなかったり、自己流に変換したりする人は、その瞬間から成功とは逆方向に走り出してしまいます。上記を踏まえて、人から教えを受けたり、新しいことにチャレンジする時には、今までの概念を一旦脇において「素直正直」に取り組むことが大切です!この心がけ一つで、ビジネスが好転することが多いに期待できます。

 

随喜が人間関係やビジネスを成長させる原動力になる理由

「目から鱗」という表現があるように、自分が知らなかったこと、納得できなかったものに素直に共感することで、停滞していたものが一気に動き始めることがあります。

まるで、水の流れをせき止めていた詰まりの原因が外れたことで、「ゴーッ」と、水がせきを切って流れだすように…。

教える側としても、教えられたことを素直に実行する人は、益々応援したくなりますし、教えを受ける側も「期待を裏切らないように愚直に頑張ろう!」という相乗効果が生まれます。

そして、それが実を結び結果となって現れた時の喜びこそ、随喜という境地なのではないでしょうか?!

さらに、あなたの素直な喜びが「縁」となって、随喜の対象者の心を動かし、あなたの素直な共感が波動となって、その周りや人や環境に波及し、良い人脈や情報がどんどん引き寄せてくることになるでしょう。

このとき起こった「現証」こそが、随喜するという心が作用して、人間関係やビジネスを成長させる原動力になったという証しになるのです。
 
 
最後までお読みいただき有り難うございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です