今回は仏教マーケティングで
「ビジネス」を好転させる方法を解説します。
決定とか決定するとはか一般的によく使うけど「決定心」ってナニ?
と思われたかもしれませんが、この決定心も仏教用語です。
決定心の道理がわかれば、
なぜ決定することでビジネスを好転させることができるのかがわかるはずです。
それでは、
仏教マーケティングで導かれる「決定心」の秘密を探っていきましょう。
決定心とは
「決定心」とは、仏教用語で発音は「けってい」ではなく「けつじょう」と読みます。
その意味は、疑いなく堅固に仏法を信じる心です。
仏道修行上での言葉なので、それは揺るぎない固い決心を表現します。
20年も前のことですが、叔父の葬儀中、導師がお経の中で
「この人決定して疑いあることなけん」と言上したとき、
と、今は亡き父に聞かれ教えてあげた思い出があります。
それを聞いた父は「なるほど…」と妙に納得した様子でお経の聞き入っている様子でした。
「決定(けつじょう)」は「決定(けってい)」とは一味違い、重い決断を下したインパクトのある表現といえそうです。
決定するとどうなるのか?
前述のようにひとたび「決定(けつじょう)」すると、わき目もふらずに一心不乱に打ち込むことになります。
それはどんな、困難がこようとも、どんな邪魔が入ろうともびくともしない鉄壁の決心なのです。
あなたは、そんな決断を自分自身に課したことがあるでしょうか?
そして、同じ質問を私が受けたらどう答えるか!
私もこれまでの人生において、いろんな決断をしてきましたが、それが「決定(けつじょう)」といえる程だったかは疑問が残ります…。
でも、よくよく思い返し、あれは「決定心(けつじょうしん)」があったんじゃないかと
述懐できることは、そのほとんどが思いを達成していることがわかりました。
そう考えると、決定心とは「ぶれない心」と表現した方がしっくりきます。
なので、何が何でもやり遂げるという「決定心(けつじょうしん)」を持つことができれば、
絶対に成功できる、夢は叶うというビジョンが描けるのだと考えます。
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決定心を人間関係・ビジネスに展開しよう
それでは、決定心を人間関係やビジネスで展開するとどうなるのか考えてみましょう。
しかし、人間関係で挨拶は大事だ、有り難うと感謝の思いをあらわすのは大事だ、と気づいても、先延ばしにして、なかなかできていない人は、まだまだ多いのではないでしょうか?!
私は10年前まで空手の師範を務めていたのですが、今でも思いだす、当時所属していた空手団体の創始御宗家の心に響く言葉があります。
「振りかかる刃(やいば)の下は地獄…。されど、一歩踏み込め~! そこは極楽。」
青少年の人材育成、人間形成をモットーとし、優しさと強さを併せ持った、本当に尊敬できる先生でした。
私にとって、この言葉が教訓となって活かされているのは、勇気をもって臨むことの大切さです!
何かを決定(けつじょう)したら勇気をだして今すぐ実行してみましょう!
その先には極楽が待っている、かもしれないのですから…。
*人間関係における決定心=最初の一歩を踏み出す勇気
ビジネスをする上で大事なことはマインドセットだと、よく言われます。 企業や個人の起業においても、コンセプトやコンテンツがコロコロ変わるようでは、顧客にも見放されて、いずれ淘汰されていくでしょう。 それくらい、ビジネスには一本芯の通った堅固なマインドセットが必要です。 そうならないためにも、コンセプトやコンテンツを更にブラッシュアップして、初志貫徹、ぶれないマインドが大切になってきます。 「決定心」という、ブレないマインドをもってビジネスに取り組んでいけば、 *ビジネスにおける決定心=堅固なマインドセット
仏教でいうところの「決定心」は、命を賭しても守り抜く堅固なマインドセットです。
目先の利益やテクニックだけに溺れすぎていると、心に隙をつくり、お客様を満足させられるような価値の提供が愚かになってしまいます。
まわりの人の信頼を集め、協力が得られるようになり、あなたのビジネスが
好転し上昇していくことでしょう。
決定心をもってあきらめないで行動すれば夢は叶う!
決定心とも関係のある、とても勇気付けられる言葉の遊びをご紹介します。
これは、
「吐く」という漢字にフォーカスした気づきです。
「弱音を吐く」「つばを吐く」「口から物を吐く…」
最後の例はちょっとお下品でしたが(笑)、この吐くという言葉はことごとくマイナスのイメージがありまよね…。
ところで「吐く(はく)」という字をよ~くご覧下さい。
どういうつくりをしていますか?
「口」へんに「土」と書きますね。
さらに、「土」という字に注目してみましょう。
どこかで見た記号に見えませんか…。
「±(プラスマイナス)」という記号に見えませんか?!
先ほど、『吐くという言葉はことごとくマイナスのイメージがありまよね…。』と言いました。
そこで、「±(プラスマイナス)」の「-」の部分をとってみましょう。
どんな形、どんな感じ(漢字)になったでしょうか?!
「口+」 ⇔ 「叶」という感じ(漢字)になりましたね。
「叶う」という漢字に見えます!そう見えませんか~?
これは、
「弱音を吐く、不満を吐く」という、マイナスのイメージを取った結果です。
なので、自分の中にあるマイナスのイメージを払拭しましょう。
決定心をもってあきらめずに継続していけば、きっと、
なぜなら、
「決定心」は、人間関係やビジネスを堅固にし、好転上昇させるキモだからです。
最後までお読みいただき、有り難うございました。
仏教マーケティング・アドバイザーのコージリです。