仏教の和顔施(わがんせ)は人間関係に効果的な無財の七施

仏教の教えに学ぶマーケティング

あなたは和顔施という言葉を聞いたことはありますか?

あまり馴染みがない言葉かもしれませんが、和顔施は知らず知らずのうちに、あなたも幾度となくやっている行為です。

これは決して悪いことではなく、いい意味でです!

和顔施は仏教の教にある一つの修業なのですが、はたして和顔施の意味するところは何なのでしょうか?

仏教が教える和顔施とは?!

和顔施の道理がわかれば、なぜ和顔施が人間関係を好転させることができるのかがわかるはずです。

それでは、仏教マーケティングで導かれる和顔施の秘密を探っていきましょう。

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和顔施(わがんせ)とは

あなたは、面白い人と怒りっぽい人とではどっちが好きですか…。

明るい人と暗い人ではどっちが好きですか…。

と聞かれて、どっちを選びますか?

よっぽどのへそ曲がりじゃない限り、「面白い人」「明るい人」を選ぶのではないでしょうか?ハテ…?

ところで、仏事でよく聞くものに「お布施」があります。

葬儀や法要などでお坊さんに対し渡すアレですね。

お布施は、金品を施すことだけがお布施ではありません。

実は仏教には「無財の七施」といって、お金をかけなくてもできる施しあります。

※無財の七施とは
 1.眼施(げんせ)
「やさしい眼差(まなざ)しで人に接すること」
 
⇒2.和顔施(わがんせ)
「やさしい微笑み、にこやかな笑顔で人に接すること」
 
 3.言辞施(ごんじせ)
「やさしい言葉、思いやりを持った言葉で人に接すること」
 
 4.身施(しんせ)
「自分の身体でできることで奉仕するなど、身を持って思いやりを示すこと」
 
 5.心施(しんせ)
「他のために心をくばるなど、心を込めて思いやりを示すこと」
 
 6.床座施(しょうざせ)
「人に場所や席を快く譲ること」
 
 7.房舎施(ぼうじゃせ)
「宿泊や休憩の場所を快く提供すること」
 

上記のように智慧や財力がなくても、見返りを求めることなく善行を行うことで功徳を積むことが無財の七施の教えです。

そのなかの上から2番目の教えが「和顔施(わがんせ)」です。

それは、「人に笑いをほどこす行為は、自他ともに功徳を得ることができる」という教えです。

そうです。和顔施とは、人に笑顔をふりまく、笑顔を施すことを言うのです。

冒頭にも述べましたが、人から微笑みかけたり、人の笑顔をみて、怒りが沸き起こってきたり、嫌悪感を抱くようことがあるでしょうか…?

もしあるとしたら、よっぽどのへそ曲がりか、体の具合が悪いのかいずれかでしょう。

というか、それこそが人間関係を損っているそもそもの原因だといっても過言ではないでしょう!

 

笑顔と笑いの効用とは

笑いは、人を引き寄せ、その場の雰囲気を明るくし、笑いの提供者のみならず、笑う側へもエネルギーを満たしてくれます。

よく、駅や買い物途中で赤ちゃんと一緒の家族連れ(パパ・ママそして赤ちゃん)に出くわし、抱っこしている赤ちゃんがニッコリ笑うと、こっちまでつられて顔がほころんだ経験はありませんか…?!

そうです。笑いには、周囲を笑顔にする伝染力があるのです。

そして笑顔のある場所には周囲の人が引き込まれ、引き寄せられるような引き寄せの効果もあります。

あなたも大いに盛り上がっている場所にでくわし、気づいたら自分も一緒になってはしゃいでいたという経験があるのではないでしょうか。

また、よく会議などの場では、眉間にしわを寄せて、暗く怒ったような表情で話を進めることがあります。

しかし、笑顔をベースにして会話を進めていると、不思議と明るくポジティブな生産性のある話題に発展して、企画やプジェクトが良い結果になることが多いのだとか…。

さらに、笑顔になると実年齢よりも7、8歳若く見えるといわれています。

それはなぜか?

人は重力の関係で、年とともに筋肉や皮膚が下に向かって垂れ下がっていくので、笑うことによって筋肉や皮膚が上に引き戻さる分、表情が7、8歳若く見えるのだそうです!

これだけメリットがあると、笑って損することはないといっても過言ではなさそうですよね(笑)!

※笑顔の効果はこちらの記事でもご紹介しています!

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笑いで血圧や血糖値が下がった話

表情分析学的に、笑顔は伝染し笑顔は人を引き付け笑顔は明るい話題にさせ笑顔は若く見えるというのは、前述の通りです。

さらに免疫学的にも、笑いは免疫力をたかめる効果があるようで、ここに面白い検証報告があるのでご紹介します。

ある施設で、糖尿病をもつ患者さんを2つのグループに分け、一方ではお医者さんの堅苦しい糖尿病の講義を、また一方では、吉本のお笑い芸人を招いて漫才をしてもらったそうです。

するとどうなったかというと、その後の血圧や、血糖値をはかったら漫才を聞いて笑った後のほうが圧倒的に血圧も正常に近く、血糖値も下がったという検証結果が出たというのです。

まさに笑いの効用恐るべしです(笑)。

※笑顔を作るトレーニング方法はこちらの記事で解説しています!

 

笑いの達人になる為の和顔施【人を笑わせる会話術】とは?

「笑うかどには福来る」ということわざがあります。文字通り、笑いには自他をも幸せにする不思議なパワーがあります。

笑い、笑顔は伝染する
笑い、笑顔は人をひきつけ、引き寄せる
笑顔で笑いのある環境で話すと明るい話題になる
笑顔は人を約7、8歳若くさせる

これらは、笑い、笑顔がもたらす効用です。

ここで、私からご提案があります。

もしあなたが職場で、またコミュニティでの人間関係を円満にしたい、とお考えなら、人の笑顔を求める前に、まずは自分から笑顔を振りまく「笑顔の達人」を目指しましょう!

なぜならば、
「笑顔・笑い」には、人間関係を円満にするパワーがあるからです。わたしはこれを

『笑顔の法則!』

と呼んでいます。

「一笑一若、一怒一老」といって「一度笑うとごとにひとつ若返り、一回腹を立てるごとにひとつ年老いる」という言い伝えもあります。

まさに「笑顔は三文の得」なのです!

ぜひ「人間関係を円満にするお金のかからないコミュニケーションツール」として、和顔施を広げていきましょう! w(●^∀^●)w

※【人を笑わせる会話術】の詳細はこちらの記事で解説しています!

 

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