情けは人の為ならずは人間関係やビジネスを好転させる返報性の法則

人間関係&ビジネス編

今回は仏教マーケティングで
「ビジネス・人間関係」両方に活かせ、共に好転させる方法を解説します。

 

テーマは、
情けは人の為ならず

この言葉は、あなたもよく耳にしたり、言ったりしたことがあるのではないでしょうか?
しかし、時おり本当の意味を知らずに使っている人を見かけたりします。
あなたは、この言葉の本当の意味をご存知ですか?!

果たして、「情けは人の為ならず」の意味するところは何なのでしょうか?
仏教が教える「情けは人の為ならず」の効用とは?!

「情けは人の為ならず」言葉の道理がわかれば、
なぜ人間関係やビジネスを好転させることができるのかがわかるはずです。

それでは、
仏教マーケティングで導かれる「情けは人の為ならず」の秘密を探っていきましょう。

 

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情けは人の為ならずとは

核家族化が進み、隣近所との関わりも希薄になってきている昨今ですが、日本人は古来「人の情」というものを大切にしてきました。

ご近所に悪いことをする子供がいれば、自分の子供でなくても真剣に叱咤し諭してくれたものです。そうやってお互いに励ましあい、助け合いながら、高度成長化社会を築きあげてきたように感じます。

現代社会はどうでしょうか?近隣との関わりはおろか、家族との関わりさえ希薄になっているように感じる今日この頃です…。

ところで、「情け」とはどういう感情をいうのでしょうか。

「情け」とは、人間味のある心、他人をいたわる心、思いやりの心、などを指して言います。
冒頭でもいいましたが、「情けない」とか「情け深い」とか、確かによく聞く言葉ですよね。

そこで「「情けは人の為ならず」。
あなたは、この本当の意味をご存知ですか?!

情けは人の為ならず…だから、

「情けは人の為にならない!」

と思っている人が、たま~にいます…。

「えっ、違うの?」

と思った人。残念ながらそれは真逆です(苦笑)。

「情けは人の為ならず」は元来仏教の教えが元になっている言葉で、

 

「人に情けをかけるのは、その人の為だけではないのですよ…。その功徳が回りまわって、ブーメランのようにあなたに帰ってくるから人には情けをかけてやるものなのです。」

という有り難い慈愛の教えなのです。

前述のように、中には誤って「本人の自立のために良くない」と理解されている人がいるようですが、これは戦後ある新聞社がこのような捉え方を発信した結果、今でも根づいている誤った見解です。

もしも、あなたもこのように思っていたのなら、これが良い機会と思って仏教的な教えとして感得して頂けたら幸いです!

 

返報性の法則(ブーメランの法則)

先ほど、
「人に情けをかけるのは、その人の為だけではないのですよ…。その功徳が回りまわってあなたに帰ってくるから人には情けをかけてやるものなのです。」といいました。

人は他人から何らかの施しを受けた場合に、なにかお返しをしなければならないという心理が働きます。 この「お返ししたい」と思う原理を利用したのが、ビジネス上でよく言われる「返報性の法則(ブーメランの法則)」です。

その良い例がデパ地下等での「試食」ですね。

「揚げたてのから揚げです~。おひとついかがですか~!」

 

「(パクリ)う~ん、美味い!」
「(心の声:タダで頂くのは悪いから、1パック買っていこうかな…。)」

こんな感じでしょうか(笑)!

あなたも、一度ぐらい経験したことがあるのではないでしょうか?

人は親切にしてもらったことは、「恩」としていつもで忘れないで覚えているものです。
それを忘れるから「恩知らず」といって嫌われる要因となるのです。

もたった恩が大きければ大きいほど、人はいつか、それを返そうと思うものです。
「一日一善」とも言います。良いことをすれば、自分自身も一日良い気分でいられます。ましてや、された側も…、ですよね。

なので、
人には下心なく、一杯情けをかけてやるほうが良いということです。

 

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先に与えるという事

「回向」という言葉を聞いたことがあると思います。これも、葬儀や法要の際に良く聞く言葉ですね。

「回向」とは、「仏様やご先祖にお供えをして、自分の徳を回し向かわせる」という意味です。これは、世間で言うところの「与える」という行為です。

ビジネスでいうところの「GIVEの精神」そのものです!

ビジネスする上で、マーケティングを学んだ人なら「売ろうとするな、売り込むな」と教えられたのではないでしょうか?

売り込むのではなく「与えて、与えて、与えまくれ!」というのがビジネスにおいても、お客様と信頼構築をするキモとなる部分です。

仏教では、お墓や仏壇に『お花やご供物をお供えしてご供養する』
自分がご祈願することがあるのなら「まず先に御供養をしてから」という道理です。

人から金品を受けとって、悪い気がする人は一人もいません…。いや、いないのではないでしょうか?!まー、裏金とか、賄賂じゃない限りは、有り難く受け取るのもです(笑)。

この与えるということが身についている人は、まず損をすることはないといってもいでしょう。願わくば、見返りを期待するのではなく、自発的に無償の心でできるようになれば、あなたのビジネスや人間関係は最強のものになると思います。

 

信頼残高を貯めるということ

あなたが、親切な心掛けを施したり、人に対して価値を提供することで、その施した量や数が多ければ多いほど、「徳」「得」となって返ってくことになります。

また、量や数に比例して、あなたの「徳」やあなたに対する「信頼感」は高まっていくことでしょう!
その積んだ徳や信頼度を、「信頼残高」と表現します。

あとは、これを消化し過ぎないように、減ったたらまた貯めて、減ったたらまた貯めてと、繰り返し上手に調整していくだけでいいのです。

人間関係なら、期待を裏切らない行動を心がける。
ビジネスなら売り込み過ぎない、といったふうに…です!
信頼残高は、あなたの信頼度を示す「バロメーター」なのです。

冒頭に書いたように、
少子高齢化が進んで、ますますギスギスした他者との関係性が乏しい世の中になっていくような兆しがあります。

ぜひ、お互いに「人の情」というものを強く意識して、21世紀を「情けのある時代」として生きぬいていきたいものですね!

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