少欲知足は人間関係やビジネスを向上させる成功法則

仏教の教えに学ぶマーケティング

今回は仏教マーケティングで「人間関係・ビジネス」を好転させる方法を解説します。

テーマは「少欲知足(しょうよくちそく)」

少欲知足は、漢文的に返り点をつけて読むと高校生でも、その意味が分かるような四字熟語です。
ところで、仏教が教える少欲知足の本当の意味とはどういう意味なのでしょうか?!

少欲知足の道理がわかれば、少欲知足で、なぜビジネスを好転させることができるのかがわかるはずです。

それでは、仏教マーケティングで導かれる少欲知足の秘密を探っていきましょう。

 

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少欲知足とは

「少欲知足(しょうよくちそく)」とは、仏教用語で『欲を少なくして足ることを知れ』という意味です。冒頭でも言いましたが、返り点(レ点)を「少」と「欲」の間、「知」と「足」の間に打つことで、端的にその意味を理解することができます。

「少欲知足」は、欲は少なくして、ほどほどにしておかないと、後々苦しみを味わうことになる、という戒めの教えです。

また仏様は、我々一切の衆生のことを、「貪(とん)、瞋(じん)、痴(ち)」という克服すべき三つの煩悩を持っている「三毒強情の荒凡夫」だと戒められています。

貪・瞋・痴
貪欲:(とんよく)という、むさぼりの欲。
瞋恚:(しんに)という、怒りの心。
愚癡:(ぐち)という、真理に対する迷い無知の心。

 

少欲知足を理解するとどうなる?

人は生まれながらにして、多くの煩悩、欲求を持っています。五欲は言うに及ばず、承認欲、自己実現欲、社会的欲等…。また「二兎を追うものは一兎も得ず」という諺(ことわざ)があるように、私たちは一つだけでは事足らず、つい多くのことを欲張ってしまうものです。

そして、収入や暮らしの色んなシーンにおいても、知らず知らずのうちに、つい人と比べる癖があります。

私の方が仕事は出来るのに、あの人の方が給料が高い。こんな狭くてボロいアパートより、あんなキレイなマンションに住みたい…等々。この不足という念こそが、先ほどの三毒『貪(とん)瞋(じん)痴(ち)』という感情です。

「…で起業して成功したい!」「値札を気にせず買い物がしたい!」「会社で昇進したい!」など夢や願望を持つことは必要です。向上心があって素晴らしいことだと思います。しかし大事なことは、あれもこれもではなく、まずは一つに絞って一つづつ解決していくことです。

欲が多いと、それだけでストレスの原因にもなりますし、全身のエネルギーを使い果たし、ヘトヘトになるからですね…。ですから、何事もほどほどにという気持ちの余裕が必要です。

そこで私の、

『少欲知足を理解するとどうなる?』の回答は、

欲を少なくして、人と比べない、気にしない生活を送ることで、ストレスのない健康的で充実した毎日が送れるようになるということになります。

 

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少欲知足を人間関係とビジネスに展開しよう!

それでは、少欲知足を人間関係やビジネスに展開するとどうなるのか考えてみましょう。

☆人間関係
人は誰しも、「色眼鏡」をかかけて世間を見ているのではないでしょうか。●他人のだらしないところが気になる
●部下の足りない所にしか目がいかない上司
●先生に完璧を求める保護者などのような、「~すべきである」、「~ねばならない」という考え方や生き方です。ですから固定観念を取り外し、受け止め方を変えてみるということも大事です。このように、人は他人や自分に対して欠けている部分、足りない部分につい目がいってしまいます。欠けたところでなく、足りたところで幸せを感じることが大切だ、ということです。

これは、心理学で『ゲシュタルト療法』といいます。そして、あるがままの感情や事態を受け入れるということも大切です。

●笑われたらどうしよう…。
●無視されたらどうしよう…。
●失敗したらどうしよう…。

などの、不安や恐怖に打ち勝つためには、まず行動することだという考え方です。

「行動の前進」こそ、不安や恐怖を克服する方法だというのです。これが心理学でいう『森田療法』です。ですかから、「キライだ」「イヤだ」という感情のフレームを、一旦はずして見ることも大切かと思います。

 

☆ビジネス
起業をしたい、と希望する人が必ず陥ってしまう罠というものがあります。それは「起業はしたい!」でも、自分に何のスキルもないし、何にも持っていないというものです。冷静になって考えて見ると、何にも出来ないのではなく、出来ることがあることに気づいてない、ということが多々あるのです。ですから、頭で考えるのでなく、まずは紙に自分の得意なこと、自分の強みを見つけて書いていきましょう。・営業が得意 ⇒ 販売スキル、コミュニケーションスキルが高い!
・人と話すのが好き、友達が多い ⇒ コミュニケーションスキル、集客能力がある!
・人に教えるたり、人のお世話をするのが得意 ⇒ コーチ、コンサル能力がある!
・パソコンが得意 ⇒ パソコンのインストラクターに向いている!
等々。

自分では当たり前のことが、第三者にとっては、とっても羨ましく称賛できることだったりするのです。出来ないことを考えるのではなく、今あることにフォーカスしてみることで展望が開け、思わぬチャンスを呼び込むことになるかもしれません!

 

少欲知足の思考で人間関係やビジネスの道は開ける!

私が学生の時に読んだ、今でも愛読書でもあるD・カーネギ-の「道は開ける」の、小欲知足にマッチした一説をご紹介します。

「靴がないとてベソかいた、両足もがれたその人に通りで出会う以前なら…。」

カーネギ-は幼少時代、自分がどんなに恵まれているか、身体に障害をもった人に出会って初めて気づいたということですね…。

このように「~がない」のではなく「~がある!」、だから幸せ、というふうに考える癖を持つことが、世知辛い現代を生き抜いていくうえでは大切だと思います。

私は人生を生き抜いていく上で引き算ではなく、足し算で思考することが、人間関係やビジネスを好転させるきっかけになる』と信じています。

是非あなたにも、足りていることをもっと実感して頂き、そのことに感謝して毎日を充実したものにしていかれることをおすすめします!

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