ところであなたは、パワハラを受けたことありますか?
また、他人がパワハラにあっている現場に、出くわしたことはありあますか?
パワハラは、本人にとっても、その被害者の属する企業にとっても有害になる不幸な出来事です。
なぜなら、パワハラを引き起こす職場は、従業員のモチベーションを阻害し、それが原因で企業の生産性をも低下させるような負の連鎖につながるからです。
そこで、今回は「パワハラの意味とパワハラが蔓延する企業のデメリット」をテーマに解説していきたいと思います。
パワハラってどういう意味?!
そもそもパワハラとは、パワーハラスメント(Power harassment)の略称で「職務上の力を濫用して、他人の人格と尊厳を傷つけている言動」をいいます。
パワハラの加害者は、意図的か無意識かは別としても、相手の気持ちを理解したり思いやったりすることができない人です。
当然被害者は、自信をなくし自尊心を損なわされることで、次第に働く意欲をなくしていきます。
会社の業務的な失敗や、プロセスの誤りなどを叱責される分には、ある程度は許容もできるのでしょうが、一番たちが悪いのが人格否定や、プライベートに踏み込んだ中傷など、仕事以外のことに対する叱責です。
これは被害者のみならず、第三者から見ても特にパワハラと認められる、最たるケースではないでしょうか。
パワハラが蔓延する企業のデメリットとは!
一般的にパワハラが蔓延する職場は生産性が低いと言われています。
会社の業績においても、その発生部署の仕事効率的においても、よくないのは当然のことでしょう。
ですから、優良な企業などはパワハラ対策の専門窓口や部外などから心理カウンセラーを招き、積極的に「パワハラ撲滅」に向けた取り組みを行っています。
それは、放置した結果として起こりうる、人事異動による配転や退職者補充のために派生するコストを考慮しても、ずっと費用対効果が大きいとみなされているからです。
パワハラのない職場づくりが理想ではありますが、まだまだこのような防衛体制が行き届いていないのが現状かもしれません。
でも、あなたの職場にこのような相談窓口があるのなら、是非利用されることをおすすめします。
そのような企業は、職場での人間関係のトラブルが会社の業績に甚大な損害を与えることを知っています。
そして、このような企業こそが、あなたを守り、あなたにモチベーションアップの機会を与えてくれる優良な企業だとみなすことができます。
思い返せば、実は私もサラリーマン時代に2回ほど、パワハラいうべき圧力をうけていたことがありました…。
そこで次の章では、『理不尽な発言をするクソッタレ上司を豹変させる方法』というテーマで、あなた自身の自助努力としてできる範囲の対処策を、私の経験をまじえてご紹介したいと思います。
仏教マーケティング・アドバイザーのコージリです。