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依存心の克服は人間関係を優位にして社会的信用を得る効果がある

コージリ
有り難うございます!
仏教マーケティング・アドバイザーのコージリです。

ところで、

あなたは依存心が強い方ですか?
こう問われて、あなたはどう答えますか?

実は依存心は人間が元来持っている本能的な欲望です。

でも、この依存心の強弱は、人間関係に影響をおよぼす要因でもあります。

それはなぜか…?!

そこで今回は、人間関係をよりよく導くために依存心を克服した方がよい理由と依存心を克服する、とっておきの方法を解説します。

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依存心は集団欲に起因する人間の本能

人間の本能には3つあるといわれています。

それは、「食欲」「性欲」「集団欲」です。

依存心は、自分の存在を認めて欲しい、かまってほしいという欲求ですから、三番目の集団欲に起因することになります。

「依存心をなくせ!」といっても、「本能だから無理に無くさなくてもいいじゃないか!」と思われるかもしれません。

しかし、成人した大人という観点からすると、それは親の保護なしでは自立できない成長過程の子供同然、という評価にもつながってくるのです。

それは「依存心=甘え」という世間的な目です。

付け加えると、「大人じゃない!」「子供っぽい!」という評価につながってしまうからです。

ねぇねぇ、お母さん、あれ取って!
あれ持ってきて!
これどうすんの…?
 等々。

子供はお母さんに頼りっぱなしですね。

そして、

そんなことぐらい自分でしなさい!
自分で考えなさい!

お母さんから放り出されると、泣きわめいて駄々をこねます。

親に構って欲しいという、子供の時はこんな感じですね。

それは、お母さんはしてくれて当たり前という、まだまだ社会勉強が伴わない、子供だから許されるわがままです。

大人になると、理性が働き、ある程度のことは自分で考えたり、行動を起こすようになります。

そして、どうしても分からないときにだけ「申し訳ないけど、ちょっと教えて…。」というふうに人に聞いてみたり、いやそれでも、という感じで自力で調べて解決していくものです。

これが、世間が見るところの自立した大人の行動なのです。

心理学的にみると、幼少期から、中学高校までの間に何らかの理由で親に構ってもらえなかった人には、トラウマのような反動形成として、このように依存心丸出しの子供のような言動を、かいま見ることがあると言われています。
 
 

【くれない族】依存する人の振り見て我が振りな振りおせ!

あなたの職場や所属するコミュニティの中にもいませんか?!

一度や二度ならいざしれず、毎日のように人を当てにして、頼ってばっかりの人…、自分で考えたり行動したりしない人…。

こういう人ほど、自分がどう思われているか知りたくて人の反応をみて顔色をうかがったり、言いがかりをつけてトラブルの元になったりするものです。

〇〇してくれない…。
〇〇して欲しい…。

頼めばなんでもしてもらえると甘く考えがちの、依存心むき出しの大人じゃない人です。

ひと昔前の流行った「くれない族」といった人たちです。

これでは、責任感の無い人と疑われても仕方の無いことなのではないでしょうか?!
 
 

なぜ依存心をなくすことが重要なのか?

依存心は集団の中で、自己を評価してもらいたい、認めてもらいたいと言う、人間本来の本能によるものです。

それでも、度をすぎると社会性のない人、自立心の無い人、向上心の無い人、さらには大人じゃない子供のような人、というレッテルを貼られてしまうことになりかねません。

一人ではどうしてもできないようなこと、全く分からないこと以外は、まずは自分でやってみる人に頼らず、さっさと片付けるなど、積極的な行動が必要です。

なぜならば、それは社会人として信頼を得る為に必要な条件だからです。

なぜ依存心をなくすことが重要なのか?

その心は、「依存心をなくす」ことは、人から信頼される素となる責任感の表れだからです。

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依存心を克服する方法

それではとっておきの依存心を克服する方法をご紹介します!

といっても、今まで書いてきたことの繰り返しでもあるのですが…。

大事なことなので繰り返します!

それは、わからないこと、困ったことができたら、すぐに周りの誰か(家族や友人、同僚)に聞いたりせずに、まずは自分で調べることです!

すぐに聞いたりせずとは言っても、その道の専門家・窓口に問い合わせるのは、もちろんOKです!

どうしようと、思い煩うこと無く、ひらめきにままに素早くアクションを起こすことです!

あーでもない、こうでもないと、思い煩うのは時間の無駄です。

なにことも、行動なくしては始まらないからです!

そして、この思考を継続して習慣となるように「癖をつける」ことが重要です!
 
 

他人に依存されることこそ「自立」しているということ!

私は会社員だったころ、サービスオーダーの進捗管理をする部署にいたことがありました。

そこでは、数十人ものオペレーターがお客様の注文や苦情・相談等を受け付けていました。

毎日、数千件もの電話がひっきりなしにかかってくるコールセンターでした。

私事で恐縮ですが、そこでのお客様対応に窮したオペレーターは、決まってご指名で私にSOSを送ってくることが日常茶飯事でした。

その理由は、ちょっと無理な相談でも「コージリさんならなんとかやり繰りしてくれるんじゃないか…」というオペレーターの期待と信用があったからだと思います。

相談を受けた私は、SOSを送ってきたオペレーターの話を聞くと同時に、手にはすでに受話器(当時はビジネスホン)をとって、その案件に関わりがある部署に連絡をとって交渉をすることが常でした。

つまり、相談してきたオペレーターの相談内容に素早く反応して、行動を起こしていたということです。

その理由は、私をたよって相談してきた相手の期待に応えてやることはもちろん、自分にもやらなければならないことがいっぱいあったからにほかなりません。

人や物に依存するより、依存される立場になった方がやりがいもあるし、物事や良い方に好転します。

人間関係コミュニケーションもしかりです!

むしろ、依存されているから「自立している」といっても過言ではないのではないでしょうか?!

ですから、依存心を克服する方法として、是非悩んだら「即行動」ということを意識してやってみられることをおススメします。
 
 
最後までお読みいただき、有り難うございました。

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