思いのままに、ビジネスや人間関係に関する気づきや経験等を、徒然(つれづれ)に書き綴っていきます。名付けて「エッセー・仏教マーケティング的こころ」。
カレーにアリがいたら変ですか?!
突然ですが、レストランで注文したカレーに、アリさんが縦横無尽に徘徊しているのを目にしたらどう思いますか…?!
アリさんがカレーの上を、行ったり来たりしている光景を想像してみてください…。
ってスルーできますか…?
それとも、ウェイターさん、もしくはウェイトレスさんを呼びつけて、
って、怒鳴りつけますか?
怒鳴りつけないまでも、おそらく多くの日本人なら後者の行動をとるのではないでしょうか?!
これは実際にあった話らしいのですが、ある日本人旅行客Aさんがインドのレストランで
上記の場面に遭遇したときのエピソードです。
その時のシュチエーチョンを想像しながら、一緒に考えてみましょう。
Aさんは、ウェーターを呼びつけて、
って、指さしながらポーズで表現しました。
すると、ウエーターさんは少しも騒がずニッコリと笑って、
って答えて去っていったとのこと…(笑)。
アリサン食べて滋養強壮にも役立つし
この差って国民性だけの問題でしょうか?!
戦時中の食べるものも満足に食べられず、ひもじい暮らしをしていた頃ならいざ知らず、飽食の時代といわれる今の私たちにとっては、ある意味大問題です!
この、ある意味小さな事件、ある意味大問題のこの件で私は何を言いたいのか…?!
このインド人のウェイターさんのしたたかさを称えるとともに、アリさんがどうかしましたか?アリさんもろともどうぞ、召し上がれ~?!
的な感じで、余裕かませるぐらいの心のゆとりが平和ボケして、贅沢な暮らしに慣れっこになった日本人には必要なんじゃないかって私的に、ふとそう考えたのです。
いつも心にノープロブレム!
さすがは「仏様のご生誕されたお国。心も大らか過ぎるほどに大らか!!」と半分感服、そして苦笑い…。
なので、駐車場内で車にぶつけられても…、
というふうに、少々顔はひきつってでも『顔で笑って心で泣いて…』的な余裕で闊歩する人生を送っていけたらいいなと考えたのですが…。
いかがでしょうか?!
いつも心に「ノープロブレム!」
このエピソードは、ストレス社会で心の豊かさを失っている我々日本人に、心のゆとりを持つことの大切さを教えてくれているのではないでしょうか?!
そして、
最後までお読みいただき、有り難うございました。
仏教マーケティング・アドバイザーのコージリです。